また逢う日まで

2017年8月、愛する人が亡くなりました。ただただ悲しい気持ちばかりですが、現実と向き合いながら生きていこうと思います。この世にはもういないけれど、また逢える日を信じて。

心ない言葉

昔から母と合わないことが多い。
彼と会ってからは
たまに会うのがいいと
思うようになった。
最近までは旅行の時だけ
実家に帰るようになって
楽しい時間だけ過ごしてたのにね。
たまに用事で家帰ると
早く彼のところに帰りたくて。
家族ってそうゆうもんなんだろうね。
長い時間いるとうっとうしくなって
離れると有り難みを感じて。
私の気持ちを察して
彼はいつも「お疲れさん」
そう言ってくれてたよね。
そのままでいたかった。


母の言葉はつもりはなくても
言い方にトゲがあるし
イライラもする。


金銭面でも頼ってる部分はあるし
助けられてるから感謝もしてる。
優しいところもたくさんあるし
好きな気持ちは変わらない。
だけど素直な気持ちだけではいられない。


昨日の夜、たわいもない話の中で
「寄り添ってくれないよね」
冗談ぽく私が言った言葉に
「誰なら寄り添ってくれるの?」
なんて言葉が返ってきた。
迷わず「○○!」と言うと
「もう死んじゃった人だからね」と。


…。


そうゆうところ。
親の前では気を遣って振る舞ってるところもあるから
前の私に戻ってきたと思ってるのかもしれない。
一番自分が分かってて辛い言葉だった。
本当はずっとずっとずっと…
彼を支えにしていきたいのだから。
なのに彼がいない現実を突き付けられて。
本当のことだと分かっているから
こんなにいらついてしまうのか。


『早くこんなとこ出て行きたい』
そう思うことを踏み出す一歩になんかしたくないのにな。


こんな時は
「○○のお母さんは偏向だからね」
笑ってそう言ってくれたのにね。
視野がせまいとか
幸せそうな○○がうらやましいんだよとか
どんなことを言おうが
いつもうちの味方でいてくれたね。
血のつながりもあるかもしれないが
彼の優しさが身に染みる。


彼にとてつもなく会いたくなった。
そして自分の甘えと弱さに情けなくなった。

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