また逢う日まで

2017年8月、愛する人が亡くなりました。ただただ悲しい気持ちばかりですが、現実と向き合いながら生きていこうと思います。この世にはもういないけれど、また逢える日を信じて。

嫌な夢

ついに嫌な夢を見るようになった。

夜中に目が覚めたけど

体が動かないほどの重み。

これは金縛りなんかじゃない

そう言い聞かしてなんとか動いた。

怖くて、一人でいるのも恐怖を感じて。

「○○助けて!」

そしてもう一度眠りにつく。

やっぱり目覚ましかけても起きられなかった。


彼といる時は嫌な夢をほとんど見なかった。

むしろ安心感からか

笑えるしょーもない夢ばかり。

彼がいなくなってからそんなの

一度も見れてない。


外に出てもやはり自分だと思えないような感覚。

どこにいて何をしているのか

それすらもあやふやだ。

こんなの体験したこともない。


彼に会いたい。

時間が経てば経つほど

彼への想いが強くなる。

ただただ生きることに必死だった2ヶ月。

現実を受け入れようと

悲しみを乗り越えようとする日々。

それが過ぎると…

生かされているだけの毎日。

目的もなく、希望もなく過ぎていく。

彼がいれば、彼がいなくならなければ

そう思うことが多くなる。

彼がいないならもういい

そう思うことも多くなる。

『たった一度の人生』

まだそう思うこともできている。

私の場合…

辛くても早めの一歩が必要だったのかもしれない。


今からでも遅くない…そう言い聞かせて

過ぎていく1日。

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