また逢う日まで

2017年8月、愛する人が亡くなりました。ただただ悲しい気持ちばかりですが、現実と向き合いながら生きていこうと思います。この世にはもういないけれど、また逢える日を信じて。

声にだして

父が病院に行ったから、久しぶりに一人きり。
何日か振り?に声を出して泣くことができた。
彼の名前を呼びながら「なんで、どうして」と、
今まで何度も思ってきたことを声に出して。
目が腫れると家族にばれる
というか気を遣わせてしまうから
やっぱり思いっきりってのはできなかったけど、
少しは楽になったような気がする。


『お別れもしていないのに・・・』
彼の死をその日のうちに知れただけでも有り難い、恋人という関係。
1カ月前彼の両親に会っていなかったら、
私のアパートの話をしてなかったら
自分から連絡しない限り知ることはできなかったかもしれない。
結婚していたら、病院で彼の最後を見届けられたのだろうか。
それはそれで私には分からない辛さがある
(実際彼のお母さんは一人で病院に行ったのが辛いと言っていた)
それでも冷たくない彼に会いたかった気持ちもある。
いつもとは違う行動だったから
もしかしたら死に目にあわせないのが
彼の優しさだったのかも知れないけどね。


『またね』
当たり前のように別れたあの日から私の時間はやっぱり止まったままだ。


昨日は動悸がすごくて
布団に入ってから寝るまで3時間もかかった。
寝る時は無を心がけているけど
そんな時こそ彼のこと、これからのこと
を考えてより眠れなくなる。
起き上がらないと胸が苦しくて。
もしかしたら彼のところへいけるんじゃないかとさえ思える。


自ら死にたいわけじゃない、
彼の方から戻ってきてはくれないだろうか。

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