また逢う日まで

2017年8月、愛する人が亡くなりました。ただただ悲しい気持ちばかりですが、現実と向き合いながら生きていこうと思います。この世にはもういないけれど、また逢える日を信じて。

二人だからこそ

胃の調子が悪い。
ずっと前からあまり良い時ないんだけど特に。


そんな時ではお酒が辞められない。
少し減らしてみたけどやっぱりアル中なのかも...?
絶対飲んではいけないと言われれば
たぶん飲まなくてもいける、たぶん。
正直一人で飲んでも楽しくないし
どっちかと言うと現実逃避なんだろうな。
彼といた頃はあんなに飲みたくて
「うちやばいかな?」なんて聞いたり。
あの頃は毎日がほんとに楽しかったから...
今とはやっぱり違う。


彼が亡くなる数週間前に撮った
彼が缶チューハイを持って笑ってる写真。
彼が亡くなった日
初めて見せてもらったもの。
グラスにお酒をわけて彼に供える
「乾杯」
それが毎日の習慣になった。
一緒に飲んでる気分とまではいかないけど
あっちの世界で飲んでる彼と話せてる気がして...
これが唯一の生きる楽しみといってもいいのかも。
つまらないんだけど、楽しみ。
矛盾してる、怠け者なのに贅沢だ。
それでも...少しでも彼としていた、
できることだけはしていたくて。


当たり前に過ごしていた毎日がなくなって
一緒にしていたことはほとんどしなくなった。
毎日見ていたテレビも今では見ない。
映画やアニメとか作られたものしか見れなくなった。
好きだった音楽だって聞かないし
ご飯もまったく作らなくなった。
サーフィンだって...
それにあまり興味がなくなったせいか
あんなに好きだった食べることも
味わうってこともなくただもくもくと食べている感じ。
だからすぐ食べ終わる、虚しい。


一緒にいたからすべて楽しかったんだろうな。
二人だったから...。
本当に楽しかったな、本当に幸せだったな。
まだまだこう思うのは先であって欲しかったよ。
もうないって分かってるのに
いまだにあの日々にしがみついている。

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