また逢う日まで

2017年8月、愛する人が亡くなりました。ただただ悲しい気持ちばかりですが、現実と向き合いながら生きていこうと思います。この世にはもういないけれど、また逢える日を信じて。

重い悲しみ

今日は彼の名前ばかり呼んでいた。

○○、○○!、○○…。

なんだか限界に近くて。


時が経てば慣れると思っていた。

彼が亡くなったこと、何に対してかすら

分からないまま泣いていた数ヵ月、

その時よりはるかに今のが辛い。

ふわっとした悲しみから

ずっしりとした重い悲しみに変わりはじめた。

現実を受け入れた…ということなんだろう。

それでも、彼がいないそのことに

向き合うことは難しい。


前を向こうとすればするほど

彼のいない現実にぶち当たって

楽しい日々が甦る。

声に出して叫びたいほどの

悲しみ、絶望、苦しみ。


泣いて気がすめばそれでいい

怒鳴り散らしてスッキリすればそれでいい

好きなだけ、そうできれば。

実家にいるとやはりそうはいかないらしい。

声を押し殺して、涙を拭って…

一人で耐えて。

それができたとしても何と変わらない。

きっとできなくても何も変わらない。


もう彼がいないという事実は変わらなくて

これからどうするか…

私の未来だけが変わっていく。

嫌だ、彼がいない毎日も未来も。

思い出だけおいていかないで。


早く迎えにきてくれていいよ。

お願いだから一人にしないで。

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