また逢う日まで

2017年8月、愛する人が亡くなりました。ただただ悲しい気持ちばかりですが、現実と向き合いながら生きていこうと思います。この世にはもういないけれど、また逢える日を信じて。

これからのこと

何事も過ごしてきた毎日。

次の節目は結婚だと考えてた。

そんなある日彼が死んで、

幸せの絶好から絶望に変わり

火葬、納骨、法要…やることが終わり

49日で違う世界に行く彼を見送った。


さらに明後日には6年住んだ町を離れて

田舎から都会へと帰ってくる。

愛する人がいなくなって

サーフィンライフがなくなって

彼との未来もなくなった。

何年か振りの東京での生活。

出身地でありながら今さら

どう過ごせばいいか分からない。


夏はショートパンツにTシャツにギョサン

冬はジャージにパーカーにムートン

海行く日は日焼け止めのみ

アパートが温泉なのと海のしおで髪の毛は金髪

本当に嫌なことはやらなきゃいけない

期限つきの手続き、仕事くらい。

あとたまに家に帰ることが嫌だった。

縛られない自由な生活…

こんなうちは彼がいなくなった瞬間

無意味なものとなる。

許される環境があって

それでいいと受け入れてくれる彼がいて

はじめて生きていくことができる。

これは終わりにしなければいけないこと。

今の自分にはもう、環境も彼も条件も

何もかも揃わない。

やりたくてもできない、してはいけない。

「それでもいいんだよ」

そう言ってくれる人はもういない。


これからどう生きていくか

考えていかなければならない。

仕事を探して新しい道を探して

生きていかなきゃいけない。

「やってくださいなー」

彼ならそう言う気がするのに。

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