また逢う日まで

2017年8月、愛する人が亡くなりました。ただただ悲しい気持ちばかりですが、現実と向き合いながら生きていこうと思います。この世にはもういないけれど、また逢える日を信じて。

何もしない毎日

実家に帰ってから何もしない毎日が続く。


『今日も生きているんだ』

『彼はいないんだ』

そう思いながら1日が始まる。


定年退職した父と話して過ごす。

いつも実家に帰った時は

「話につかまって仕事にならないよ」

って彼に愚痴ってたのに

今はそれに少し助けられている。

父は退職して話す人がいないから暇らしい。


時間はあっという間に過ぎて

『今日も何もしなかった』

『早く彼のとこにいきたいな』

そう思いながら1日が終わる。


彼がいる時から働こうと思っててもしなかった私が

彼がいなくなったから働けるものだろうか。

ニートみたいなものだし、怠け者だし。

たとえできたとしても

そのことを報告できる、喜んでくれる

彼がいないのに。

結局は働くしかしょうがないのだけどね。

情けない…ただ甘えているだけ。

人に迷惑をかけて生かせてもらってる。

それでもいいと言ってくれた

彼がいなくなった今自立するしかないのに。

何もしないよりしばらくの間でも

在宅ワークを続ければお金になるし

没頭する分稼げるかもしれない。

でも引きこもりになる可能性もある…

何より彼との生活をより思い出して

受け入れる勇気がない。覚悟がない。

そう考えては、何もしない選択をしてしまう。


『彼がいれば…』

そう思わない日はくるのだろうか。

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