また逢う日まで

2017年8月、愛する人が亡くなりました。ただただ悲しい気持ちばかりですが、現実と向き合いながら生きていこうと思います。この世にはもういないけれど、また逢える日を信じて。

生きる勇気

死ぬ勇気よりも生きる勇気を…。


どうせ死んでもいいんだったら

死ぬ気で何かやってみればいい。

死ぬのが怖くないなら

悲しいことも苦しいことも

乗り越えられるはず。

自ら死ぬくらいなら

思いっきり生きてみよう。


昔、死にたいと思った時に

自分を励ましていた言葉だ。

本気で死にたかったわけではないが

それほど辛いことだったと思う。

確かに死んでしまえば

辛いことも悲しいこともなくなる。

想像では楽になれるはずだ。

ただはるかにデメリットのが多い気がする。

嬉しいこと、楽しいこと、美味しいもの、好きなもの…

すべてもなくなるからだ。

すべてを全うしてからでも死ぬのは遅くない。

だけどそれを得る上で

乗り越えていかなければならない

試練はいくつもある。

それは生きているからこそのすべてである。


一生懸命生きている人

明日を生きたいと思っている人

生きたくても生きられない人

私には想像もできないほど

命と向き合ってる人がたくさんいる。

彼だって死にたくて死んだわけじゃない。

死ぬなんて思ってなかっただろうし

生きてやりたいことがいっぱいあったはず。

私だっていつ死ぬか分からないのだから。


そう考えることもできるし

少しだけなら分かってるつもりだ。

だからと言って簡単に

生きていけるわけじゃない。

やっぱり悲しみ、思い出を抱えていく

彼のいない未来を生きていくのは…

心が受け入れられない。

生きることよりも死ぬことの方が

よっぽど勇気いるんじゃないかとさえ思えてくる。


『彼の分まで幸せになろう』

もう叶わない彼との未来を生きていく勇気…

今の私にはそれが難しい。

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