また逢う日まで

2017年8月、愛する人が亡くなりました。ただただ悲しい気持ちばかりですが、現実と向き合いながら生きていこうと思います。この世にはもういないけれど、また逢える日を信じて。

なぞの感情

突然襲われた感情。

お酒を飲んでるせいかな。


あれ…

私は確かに彼との思い出に涙している。

こないだまでの日々がなくなって

これからの未来がなくなって。

睡眠が浅いせいなのかな。

どんな声してた?

どんな話してた?

どんな顔で笑ってた?

いきなり思い出せない。

今確かに彼のことを想って泣いているし

勝手に涙がでてくる。

なのに深く思い出せない。

映像は確かに頭に流れてくる。

実はもう記憶が薄れてるの?

悲しいのは錯覚?

突然すべてが分からなくなった。

実はもう立ち直ってるんじゃないか。

彼のことを過去にしはじめてるんじゃないか。

いや…

記憶に蓋をしてるんじゃないか。

辛いから思いだすのをやめようとしてるんじゃないか。

なにがなんだかわからない状態だ。

少し前から頭がふわふわしてると

言ってたけど、よりひどい。

こないだまで彼といたことすらなぜか曖昧だ。

ほんとに生活はしてたの?

海に行ってたの?

…彼はいたの?


昨日、今はまだ記憶が薄れることはないと

安心したばかりなのに急に。

辛いのも悲しいのも嘘じゃない。

泣いてるのも彼を想ってのこと。

なのに、それなのに…

彼のことが深く思い出せないような

何かがひっかかってるような。

やはり自分で閉じ込めてるだけなのかな。

記憶は薄れるものだし、時間が経てば美化もされる。

ただ…もやっとしてる感じで

よくわからないのだ。

なぜかいきなり襲われた恐怖の感情。

彼とのツーショット写真。

隣に写る自分が他人に思える。

誰だこれ…

こわい、こわい、なんだかすごくこわい。

説明するのが難しいんだけど。

幸せそうに笑ってるのが自分じゃないような。


うちは薄情なやつなのか。

少しでも、ひとかけらでも

忘れたくないはずなのに。

涙もでる。会いたいとも思う。連れていってとも。

なのになぜ…?

彼はほんとにいたのかすら不思議に思えてくる。


感情を押し込めたのか、薄れたのか

何がほんとなのかは

自分ですらわからないのだから

誰にもわからないよね。

ほんとに好きだったはずなのに

好きじゃないのではないか

ほんとに大事だったのに

それほどではないんじゃないか。

そんなことすら思ってしまう。


突然わいたこの感情を

わたしはどうすることもできない。

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