また逢う日まで

2017年8月、愛する人が亡くなりました。ただただ悲しい気持ちばかりですが、現実と向き合いながら生きていこうと思います。この世にはもういないけれど、また逢える日を信じて。

お見舞い

「たまには家出ない?」

美容院行く前に母が声をかけてくれた。


「別にいいや」そう答えたけど

母がでかけた後

これまじで引きこもりじゃん…

性格的に認めたくないから

出かけることを決意。


街に出ても変わらず

周りのことがあまり入ってこない。

誰が何しようとどうでもよくて

自分のことすら曖昧。

何かを見つけても

彼が好きそうだの彼がいたらだの…

悲しい気持ちになって

興味もなくなってしまう。

ただ…

家族を見て、カップルを見て羨ましく思う。

指輪をつけた人を見て

帰ったら待っている人がいるのか

最低な人を見てこんな人でも生きてるのか

そう思ってしまう。

私にはいないのに、彼はいなくなったのに…と。

人を羨ましく思うこともない

幸せだったあの日に戻りたい。

なぜ彼は死んでしまったのか…


母が終わるまで本屋に行った。

するとすぐに父から電話があった。

普段かかってこない相手からの電話は怖い。

彼が死んだときのように、

何かあったのかと怖くなる。

どうやら兄が入院するようだ。

昔から持病があって何度かあるが全く慣れない。

会いに行ったら元気そうで、

1週間ほどで退院できるみたいで一安心。


私は病院が苦手で、お見舞いも一人では行けないほど。

しかも彼と行った、彼の母のお見舞いを

思い出すからよりダメになった。

彼がいないことを思い知らされる。

あのときは…彼が一緒にいたのにな。

彼が一命をとりとめて入院していてくれれば

そんなありえないことも想像してしまう。


家族が死ぬことさえ想像できない。

嫌だ、うるさい、そう思うことはあるけど

大事な家族だ。

歳をとればしょうがないこと

でも…彼がいれば乗り越えられると思ってた。

親に関しては「順番だから」彼はそう言ってた。

悲しくても彼さえいてくれれば。

なのに…なのに…

支えてくれるはずの彼がいなくなって

誰よりも順番を抜かして

私を一人にしちゃってさ。

一人じゃどうにもならないのに。


今日はすごく疲れた。

久々の外出に

慣れない人混み

都会はやっぱり疲れる。


明日も必要なものを持って病院へ。


ゆっくり寝られるかな。

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