また逢う日まで

2017年8月、愛する人が亡くなりました。ただただ悲しい気持ちばかりですが、現実と向き合いながら生きていこうと思います。この世にはもういないけれど、また逢える日を信じて。

死別後のプロセス

久しぶりに死別後のプロセスについての

記事を読んだ。

泣きながらだったけど。

彼が亡くなってすぐは

ただ楽になりたくて

いろいろ見た記憶はあるけど

内容は全く覚えてない。


専門家というより

経験した人が書いている。

見事に、今まさに自分の状態だった。

悲しくて苦しくて

なんで、どうして彼が…

そう思うのは自分だけじゃないということ。

当てはまりすぎて引いてしまうくらい。

分かっていたつもりだけど

どこか自分だけの世界に入ってて。

これは大事な人を亡くした人なら

誰でも経験することであって

人それぞれ死別の状況や想いも違うし

それによって捉え方や前の向き方も変わってくる。

私は他の人と比べてしまうと遅いのかもしれないけど

もう少しこのままでいいのかもしれないと思えてくる。


同時に、私と彼の世界だけじゃないことに

少し寂しさと虚しさを感じた。

誰にでもある過程…なのに

どこか私と彼は違うという勝手な気持ちがあって

彼に対しての想いは私だけでありたいような

理不尽な気持ちがある。

これももしかしたら共感してくれる人がいるのかな。


人の言葉って弱ってる時ほど

ダイレクトに伝わって

救われる時もあれば嫌な気持ちになることもある。

それが難しい。


それに言葉を言い聞かせることはいくらでもできる。

前向きな気持ちになろうとする時もあるし

悲しみに浸ってどん底に落ちてる時もある。

こんな風に思えること自体が

前に進んでるってことなんだろうね。

それもそれでちょっと寂しい。


ただ、ただね…

言葉ではどうにもならないことがあって…

『彼がいない』

そのことだけは何があっても変わらない。

前に進んでも悲しみの中にとどまっていても

彼は戻ってきてもくれない。

だからこそ今苦しい。


彼のいない日々に

慣れたいのに慣れたくない。


頭では十分理解できたはずなのに

そんな私の気持ちは

結局ぐちゃぐちゃだ。

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