あの頃に
怒られた時、やらかした時は
「○○のせいだからね」
と笑ってやり過ごす
誰かに嫌な気持ちになった時
内心、それなら私も
そういうやり方でやろう
と思ってしまうけど
彼が教えてくれた優しさを思い出す
そうやって…
生きていくしかないのだろうな。
死んだら終わりなのだから
どんな嫌なことも
イラつくことも
その日死んでしまえば
どうでもいいことなのだから。
そう思えても仕事が終わると
一緒にお酒を飲みながら
写真の彼に愚痴を言う。
○○が生きていたら
きっと、弱音ばかり吐いているのかな
自分を偽ることなく
ありのままの気持ちをぶつけて
嫌だ、行きたくない、辞めたい…なんて
甘えて。
「辞めちゃいなー」
って笑って言ってくれるよね。
天気がいいほど
星空が綺麗なほど
彼のいない寂しさがある。
もう一度、あの頃に戻りたいな
強がってみても
やっぱりそう、思ってしまう。