また逢う日まで

2017年8月、愛する人が亡くなりました。ただただ悲しい気持ちばかりですが、現実と向き合いながら生きていこうと思います。この世にはもういないけれど、また逢える日を信じて。

気疲れ

なんだか今日は気持ちがまとまらない。

昨日特別な日があったからだろうか。

祝わないよ…

なんて言いつつ

祝ってあげたくなって

どこかそわそわして。

さすがに特別なことはしなかったが

二人だけなら…と

お祝いの言葉は言っちゃったな。

結局、彼が生きてたら今頃

どうしてるのかを考えてしまった。

ご飯を作ってるだろうか

プレゼントを用意してるだろうか

どんな話をしてるだろうか。


写真を見て

こんなことしてたんだなと思い出す。

でももうその写真は3年も経っていて。

写真を撮るほど気合いいれてたのは

それほど前だったのかと少し笑えた。

当たり前になると

やっぱり当たり前のことしかしてない。

いなくなったからより特別に思えるんだろう。

ボジョレー・ヌーボーさえ

渡せばいいかくらいに考えていたのかな…

いや、喜んでくれると思って渡したな…

なんて。

こんな風に一人で思い出すんじゃなくて

彼と笑いながら話したいな、もう一度。


早く寝たのに朝起きれなかった。

なんだかんだ気疲れしていたのかな…

勝手に、一人で。

二人でしてたことがなくなって

一人じゃできないことが増えていく。


自分が死ぬまでそうなのかと思うと

悲しくて苦しい。


明日は久々に日中一人だ。

感情と想い

泣かないで前向きに考えられる日もあれば
とにかく悲しくて寂しくてどうしようもない日もある。
彼を忘れたような気がする時もあれば
昨日のことのように感じる時もある。
彼なしの人生を楽しもうと思えるし
彼以外を想うなんてとも思う。
さっきまで元気だったのに
数時間後には落ち込むこともある。
辛いから彼のことを思い出したくないのに
忘れることに恐怖を感じて必死に思い出そうとする。
彼がもういないこと、会っていないことは現実なのに
どこかで彼がいる気がしてしまう。
こないだまで彼と過ごした日々はあったはずなのに
夢のような遠い記憶に感じてしまう。
とにかく毎日なんだかよく分からない。
それでも私は生きている。


毎日、時間ごとに感情が変わる。
ブログを書くときもそう、
さっき書いた内容と
真逆に思うこともあって…
ころころ変わる気持ちに
言いたいことが分からなくなる時がよくある。
そんな自分に幻滅して…
疲れると彼に助けを求めてしまう
早く迎えに来て…と。
どうしたらいいのか分からないからだ。
どんなに分からなくても彼がいないから
結論、答えが出ない。


たとえ感情は変わってしまっても
『彼のことが大好きで、
この先もずっと大切な人』
その事実と想いは
何があっても変わらない。
自分の弱さ、情けないとこ
罪悪感…様々な感情があって
たとえそれが醜いことであっても
それだけは私の人生の中で
決して変わらないもの。


本当の自分はどれだろうか?
今の自分の気持ちは?感情は?
これ!というものはない。
正反対の考えや思いも
どれも今の本音。


私にとって特別だった日は
やっぱり心が弱くなる。
我慢…祝ってあげたくなる。

私と彼、二人の間だけなら
永遠に歳の差があってもいいだろうか?

もう…言わないよ

これから彼との年齢差は縮まっていくだけ。

もう少し歳の差がなければ…

そう願うこともない

彼の年齢までは、

自分の寿命じゃない限り生きようと思う。

だって一度きりの人生で

私の知らない彼もいるのだから

彼が知らない私がいてもいいよね?

でも追い越すのは嫌だな。

強がりだけど、泣きながらでもいい。


もう、おめでとうは言ってあげないよ。

お祝いしてあげれないから…ね。


寂しいなぁ…