これからの人生
これから私が進む道は
何したって彼がいない人生だ。
死んだらなにもかも終わり
彼が死んでそう思うようになった。
いい意味でも悪い意味でも。
どうせ死んでしまうのなら
最後には彼のとこに行けるのなら
やってみればいい
なにやったって
彼がいないのだったら
同じこと
気持ち次第でってのは
このことなんだろうな。
それができないからこそ
死別の悲しみがあって
彼のいない人生の苦しみがある。
私の中に彼が生きてるから
彼なら、彼だったら…
そう思うから。
だって彼がいたら
今の状況がないわけで
きっと今頃
いいたい放題、やりたい放題に違いない。
ブログを書いてることも
引きこもってることもない。
「経験してないから気持ちは分からないけど
」
そう言ってくれる優しさ。
それでいい、それがいい。
たった一度の人生なのだから
できればギリギリまで
むしろ経験なんて
必要ないくらい。
まだ、今でも、そう思えてる。
羨ましくは思えても
恨めしくは望んでない。
ただ…
自分もそうでいたかった
将来を描いて
老後を考えて
当たり前のように思える
彼との日々を生きたかった。
疲れたね、辛いね
そんな風に悩みながら
楽しいね、
明日は、来年は…
幸せを感じながら
そんな未来を見たかった。
彼と一緒に。
前を向こうとすればするほど
彼がいないことと向き合うことになる。
辛さはあっても楽しみもない
彼がいてくれる
一人じゃない
だから大丈夫
今の私にはそう言い聞かせることしか
できない。