また逢う日まで

2017年8月、愛する人が亡くなりました。ただただ悲しい気持ちばかりですが、現実と向き合いながら生きていこうと思います。この世にはもういないけれど、また逢える日を信じて。

一歩

覚えることばかりで

毎日があっという間に過ぎていく


嫌なことも、辛いと思うことも多い。


それでもただ一日を生きている

彼に気付くような日もあって

彼がいたことを

思い出して泣く日もある


連休がもらえて

いつも行っていた美容院に行った。

7月…

彼のお母さんが病院行くついでに

池袋の美容院行って以来。

なんだか髪型を変えたくなくて

ずっと放置していた。

そろそろと思ってやっと。


「海入るんですか?」

その言葉に一瞬戸惑う。


そう言えば

「サーフィンやるんで髪痛むんですよね」

「今の仕事は大丈夫なんで明るめで」

そんなことを幸せそうに言っていたに違いない。


もうやらないんだけどな…

そう思ったけど

「暖かくなったら入りたいですね」

そう答えるしかなかった。

もう彼はいないのだと

改めて思い知らされた。


早く見せたくて…

「いいじゃん」

その言葉を言って欲しくて。

もう見せる彼が、褒めてくれる彼がいない。


切ることができなかった髪の毛

サーフィンのために長く伸ばした前髪

あの頃に戻った髪型。


写真の彼に報告するしかないのか…。


「○○どう?」

何か言ってよ。

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