会いたいな
近づくにつれて
動悸がして息が苦しくなった
いないのにいる気がして
いそうなのにやっぱりいなくて
久々に訪れた彼と過ごした街
何も変わってないはずなのに
何かが違う。
あんなに当たり前のように
住んでたところなのに…
一人で来たら泣いていただろうな
それを我慢するように
ひたすらしゃべってた
会いたい…
なんで会えないのか
どうしていないのか
分かってるようで
分からない、分かりたくない。
彼がいたら…
そればかり思う
いないから来たのに
お墓に行ってただいまという
家に帰ってきてただいまという
ずっとそばにいてくれてるのだろうか。
久しぶりに声をだして泣いた
寂しい…
もう写真の彼にしか言うことができない