また逢う日まで

2017年8月、愛する人が亡くなりました。ただただ悲しい気持ちばかりですが、現実と向き合いながら生きていこうと思います。この世にはもういないけれど、また逢える日を信じて。

彼の良さ

慣れない仕事

慣れない早起き

慣れない毎日…


仕事でやらかした

だけど助けてくれる人はいない


今の職場では

怒られることを恐れてか

助けられることもなく

ミスは押し付けられる。


まぁ私の立場はそんなものなんだろう。


だけど…

彼がいたら。。。

きっと自分のことを

後回しにしてでも

助けてくれてた。


それが彼の優しさで

尊敬できるところだった。


今になって

彼の良さが、彼の存在が

こんなにも大きなものだったと気付く。


「そいつらくそだな」

「ほっとかっしぇーよ」


そんな言葉が浮かんで

少し笑ってしまった。


彼が大好きだ。

いなくなっても

私には彼がすべてだ。


早く覚えて

人のためというより

自分が楽になりたい


彼と向き合う時間が欲しい

もっと彼を想う余裕が欲しい


どうか、どうか、私から彼を消さないで…


「笑顔がいいね」

そう言ってくれる人たちがいる。

私は本当に笑えているのだろうか…

きっとこれ以上傷付きたくなくて

笑うことしかできないのだろう。


訳の分からない一日が

今日も終わった。


仕事終わりの

一服、お酒が

彼と共有できる時間。


会いたくてたまらないよ…

月命日8

ついに4月から

働き始めた。

30分くらいで会える距離で

よく通ってた街。


辛い、寂しい…

何よりつまらない。


彼がいたら…そう思う毎日。

写真に話しかける。

会いたい、あの日に戻りたい

そればかり。


慣れなくて嫌なことばかりだけど

麻痺してるせいか

「生きているんだから」

そう思えばやり過ごせる。


彼がいないからこその生活なのに

彼が生きてたらと思ってしまう。


私は誰、ここはどこ…


まだ頑張れる

彼の言葉を思い出して

生きている。


落ち着いたら

海に行くことを考えたい

私がやり残したことががあるとすれば

『あの海でもう一度サーフィンをする』

それだけだ。


彼と見た景色が今は知らない場所のように思える。

会いたいのに会えない


置いていかないで。

大丈夫


そう思ってるときに

襲ってくる

寂しさ、悲しみ、どうしようもない想い


思い出がいっぱい蘇って

涙がとまらなくなる


結局選んだのは彼と過ごしたところの近く


数年ぶりで長年楽な生活をしてきたから

仕事ができるかどうかの不安はかなりある。

でもそれ以上に彼がいないことに

耐えられるか…

その恐怖が強い。

辛くても、たとえ頑張れても

彼がいない。


○○なら大丈夫さー

適当にやらっしぇーよ


その言葉だけが支えで

楽しみも何もない


今自分が生きてることに不思議に思うこともあって

彼がいないこの世に違和感があって…

それに起きたいのに起きられない

夢なのか現実なのか分からない毎朝がある。


寝坊なんかしたらクビになるんだろうけど。


とにかく、何もかもが怖い。


決まったことにたいして

みんなが喜んでくれて。


これが前向きな気持ちなら

どれだけ幸せなんだろうか…

これに楽しみもあったら

どれだけいいのだろうか…


一人の生き方も分からないまま

ただやるしかないこの人生が

とてつもなく寂しくて。


結局泣くことしかできない。


あとどれくらい生きられるのか

そう思うより

いつ私は死ぬんだろう

そんなことばかり考える。


「また明日ね」

それがこなかった今

この瞬間を生きることに精一杯だ。


一度きりならば

それでいいのだと言い聞かせて

どうか、彼との思い出を奪わないで

どうか、お迎えがくるまで

一人で生きていけるようにと願う


明日のことすら

何も分からないからこそ…


彼に会える日まで…


彼に会いたくてしかたがない。