また逢う日まで

2017年8月、愛する人が亡くなりました。ただただ悲しい気持ちばかりですが、現実と向き合いながら生きていこうと思います。この世にはもういないけれど、また逢える日を信じて。

こなくていいよ

はっきりと覚えてない夢ばかりだったけど

ひさしぶりに起きてからも覚えていた。

彼が亡くなる少し前にくれたサーフボードをもって

私が波乗りしようとしている夢。

プロも出てきて、

波乗ってるかっこいい姿も見た。

高い建物の窓から海に板を流しちゃって

「誰か助けてー、拾ってー」

ってずっと叫んでるんだよね。

結局3人くらいの人が取りに行ってくれて

泣きながらお礼言ってた。


そろそろサーフィンしたら?

そんなメッセージかとも思ったけど

夢の中でもボード持ってるだけで

一度も波乗りしなかった。

したいと思ってるのにできない

まさに今と同じ状況だった。

やっぱり彼も死んじゃった前提だったし。


『たまには夢に出てきてくれてもいいよ』

強く願った時にしか彼は出てきてくれない。

彼はそのことを分かっているのだろうか。

それともよっぽど天国がいいのだろうか。

あっちの世界が心地良すぎて…

それならそれでいいか。


もうこなくていいよ!

あの時のように笑って言いたくなるくらい

来てくれたっていいんだよ。

「うざっ」

彼の顔を見て、彼の言い方に

そう言いたい…

お願いだから言わせてよ。

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