また逢う日まで

2017年8月、愛する人が亡くなりました。ただただ悲しい気持ちばかりですが、現実と向き合いながら生きていこうと思います。この世にはもういないけれど、また逢える日を信じて。

自分が思ってる以上に

今日も何もせず…

と思ったが

あまりにも部屋が寒すぎて

ヒーターを買いに行くことに。

ネットで良かったんだけど

外に出るくらい大丈夫!

そう思って母と買い物へ。


人が多い、当たり前だけど。

泣きわめいたりパニックになったりはしない。

ただ行き交う人みんなが幸せに見えて…

帰って一緒に食べるのかな

話がいっぱいできていいな

そんな人ばかりじゃないのに

頑張ってる人もいるのに

自分が取り残されたような

時がとまっているような不思議な感覚。


彼が生きてるかのように

そのまま写し出すことはできる。

妄想、空想、幻想…

こっちに向いて歩いてくれる。

勝手につくりあげて

色黒の彼は浮くなぁとか

彼がいたらどんな会話してるかなとか

そもそも彼がくる場所じゃないかとか

一人で想像する。

あぁ…こんなにもいて

なぜ彼がいないのだろう…と。

死ぬことってこうゆうことなのかと。

彼を思うと外にいても涙がでそうだった。

なんとか、耐えることはできた。


前を向こうとしてるのに

一歩踏み出せた、そう思いたいのに

こんな日に出掛けたのが悪かったのか

久々の外出だったからなのか。

無事買い物は終わったけど

帰ってからずっと気が重たくて

彼がいない寂しさに押し潰されそうになった。

会いたくて、どうしようもなく会いたくて

…なんだか彼の元に行きたくなって。


いつもは泣いてることが

バレないように気をつけてるのに

耐えられなかったのもあるし

タイミングが悪かったのもあるが

泣いてる時に母が部屋に入ってきた。

「部屋が暖かくなったからアイス食べたくなっちゃった」

いつものなんでもない、たわいもない会話。

笑ってやり過ごしたかった

なのに…一気に涙が溢れて我慢できなかった。

母の前で、誰かの前で泣くのは

彼が亡くなってすぐ以来だった。


「どうしたの?」

そう聞かれても

自分でも訳が分からなかった。

「なんだか悲しくなっちゃった」

それしか言えなかったし、その通りだ。


怠けたくて、めんどくさくて

働けるはずなのに働かない

だから引きこもっているんじゃないかと。

だから早く、頑張れば、私は大丈夫!

少しそう思ってたような

そう思いたいのかもしれないような

気持ちはぐちゃぐちゃだから

これとは言えないけど…

どうやら…

思ってる以上に

彼のいない人生を生きるのは難しいらしい。

甘えといえばそうなんだけどね…


こんな自分を私は知らない。


少し見えてきていた

考えはじめていた未来が

一気に真っ白になった、そんな気分。


今日は疲れただけだろうか。

そうだといいな。

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