また逢う日まで

2017年8月、愛する人が亡くなりました。ただただ悲しい気持ちばかりですが、現実と向き合いながら生きていこうと思います。この世にはもういないけれど、また逢える日を信じて。

月命日6

どうせなら・・・
連れて行ってくれていいのにな。


それがまだなら・・・
もう少し勇気をください。


一人で頑張る勇気を。

そわそわ

昨日は久しぶりに外へ出た。

毎回久々なんだけど。


明日、友達に会いに遠出することになって

慣れるためにも買い物に。

雪の影響もあって人が少なかったし

少し歩いただけで筋肉痛になった。

「えー!たまには歩いてくださいな」

彼はそう笑っているに違いない。


彼がいなくなったこの世で、

変化があると辛い。

今までは楽しかった出来事のはずなのに

話す彼がいなくなり

思い出だけが甦って

寂しさが残る。

『彼がいたら…』

今の私にはそうなるだけだ。


友達に会いに行くのにそわそわ落ち着かない。

あれこれ準備に時間がかかる。

なんだか怖い…。


こんな時に風邪をひいたかも。

こんな時だからか。

大事な日に限っていつも弱い。

朝起きたら回復してますように。

とにかく起きなきゃ。

知らない手

夢の中の彼が強く抱きしめてくれた。
励まそうとしてくれているのだろうか。


行ったこともないお洒落なバーに
知らない友人カップルと私たち二人がいて
夢でも「彼はもうすぐいなくなってしまう」って思ってた。
それに首から上はなかった?というか見えなかった。
腕にしがみついたら
強く抱きしめてくれて・・・
生きてたら滅多にしてくれないことなんだろうな。


いなくなってから思ったことだけど
私は彼の腕、手が大好きだったらしい。
だからこそ、対面した時
死んだ彼を見た時、
今までと違う手がショックだった。
私の知らない、彼の手。
こんなの、知らない、知りたくもなかった。


自分が仰向けになって寝る時
つい楽だからと指を組んでしまう。
あの日が蘇って組直す。
目を閉じるのが怖い。
思い出したいのに
思い出したくなくて。
考えたいのに
考えたくなくて。